発達障害者の徒然日記

発達障害を抱える20代の男の徒然日記です。

社会的知性とは?

f:id:tanakh321:20231113150103j:image

社会的知性とは?

社会的知性とは、IQや学力や偏差値などの知性と違って数字では測りにくいものですが、社会生活において、自分や他者の感情や思考を理解し、適切にコミュニケーションをとる能力のことです。社会的知性が高い人は、対人関係やチームワークにおいて、協調性や柔軟性を発揮し、問題解決や目標達成に貢献できます。社会的知性は、学校や職場だけでなく、日常生活や趣味などのさまざまな場面で必要とされる能力です。

      社会的知性を高めるためには、以下の5つのポイントに注意することが有効です。

①客観視

客観視とは、自分の主観や先入観にとらわれず、物事を冷静に分析することです。客観視をすることで、自分の思い込みや偏見を排除し、より正確な判断や行動ができます。客観視をするためには、以下のことに気をつけましょう。 • 確証バイアスや後知恵バイアスなどの認知バイアスに陥らないようにする。

認知バイアスとは、自分の思い通りに事実を解釈したり、都合の良い情報だけを選択したりすることです。認知バイアスに陥ると、現実と乖離した判断や行動をしてしまう可能性があります。

• 言葉に敏感になる。

言葉には、その人の価値観や思考パターンが反映されます。例えば、問題と課題という言葉は、似ているようで違います。問題という言葉は、否定的なニュアンスがあり、解決しなければならないものという感じがします。課題という言葉は、肯定的なニュアンスがあり、解決することで成長できるものという感じがします。言葉に敏感になることで、自分や他者の心理状態や意図を読み取ることができます。

• 物事の成り立ちを調べる。

物事には、必ず何かしらの理由や背景があります。物事の成り立ちを調べることで、その物事の本質や意義を理解することができます。物事の成り立ちを調べることで、自分の知識や視野を広げることができます。

②整理する

整理するとは、物事を分類したり、優先順位をつけたり、要点を抽出したりすることです。整理することで、物事の構造や関係性を明確にし、効率的に処理することができます。整理することで、自分の思考や行動をスムーズにすることができます。整理するためには、以下のことに気をつけましょう。

• 区別する力を養う。

区別する力とは、物事を分ける能力のことです。物事を分けることで、その物事の特徴や性質を見極めることができます。例えば、結論から話すということは、相手の聞きたいことや知りたいことから話すということです。相手の聞きたいことや知りたいこととは、自分の話したいことや伝えたいこととは異なる場合があります。相手の聞きたいことや知りたいことを区別することで、相手に興味や関心を持ってもらうことができます。

• 意見と事実を区別する。

意見とは、主観的な根拠に基づく物事の評価や判断のことです。事実とは、客観的な根拠に基づく物事の事実や現状のことです。意見と事実を区別することで、自分の主張や判断の根拠を明確にし、他者との議論や交渉を有利に進めることができます。意見と事実を区別することは、賢さというよりも注意力の問題です。

③傾聴する

傾聴するとは、自分の言いたいことだけでなく、まずは相手の言いたいことを考えながら聞くことです。傾聴することで、相手の話を整理して聞くことができます。傾聴することで、相手の気持ちや考えを理解し、信頼関係を築くことができます。傾聴するためには、以下のことに気をつけましょう。

• 相手の話に集中する。

相手の話を聞くときには、自分の考えや感情に惑わされず、相手の話に集中することが大切です。相手の話に集中することで、相手の言葉だけでなく、声のトーンや表情やしぐさなどの非言語的なメッセージもキャッチすることができます。相手の話に集中することで、相手の話の本質や意図を捉えることができます。

• 相手の話に反応する。

相手の話を聞くときには、相手の話に反応することが大切です。相手の話に反応することで、相手に「聞いている」ということを伝えることができます。相手の話に反応することで、相手に「興味がある」ということを伝えることができます。相手の話に反応する方法としては、相槌やオウム返し質問などがあります。相槌は、「ちゃんと聞いてますよ」という合図や「もっと聞きたい」という促しのサインとして使えます。オウム返し質問は、驚いた時によく使えます。例えば、「今日、数学のテストで30点取っちゃってさ?」に対して「30点?!」という具合で、「どういうこと?」詳しく教えて欲しいという意味になります。相手の話に反応することで、相手はさらに詳しく説明してくれるという効果があります。

④質問する

質問するとは、相手の話を深く理解するために、適切な質問をすることです。質問することで、相手の話を掘り下げたり、自分の意見や提案を伝えたりすることができます。質問することで、相手との対話を活性化させ、関係性を強化することができます。質問するためには、以下のことに気をつけましょう。

• 相談して深掘りする。

相談して深掘りするとは、相手の話に対して、自分の考えや感想を述べたり、アドバイスや提案をしたりすることです。相談して深掘りすることで、相手の話に対する自分の関心や関与を示すことができます。相談して深掘りすることで、相手の話に対する自分の理解や評価を深めることができます。

• 過去と仮定の状況、行動、成果を質問する。

過去と仮定の状況、行動、成果を質問するとは、相手の話に関連する過去の経験や仮定のシナリオを想定して、その時の状況や行動や成果について質問することです。過去と仮定の状況、行動、成果を質問することで、相手の話の背景や動機や目的を探ることができます。過去と仮定の状況、行動、成果を質問することで、相手の話の可能性や影響や意義を探ることができます。

• 質問の質は質問の前にどれだけ仮説を立てられたかどうか。

質問の質は質問の前にどれだけ仮説を立てられたかどうかとは、質問をする前に、相手の話に関する自分の予測や推測を立てることが重要であるということです。質問の前に仮説を立てることで、質問の目的や方向性を明確にすることができます。質問の前に仮説を立てることで、質問の回答に対する自分の反応や次の質問を考えやすくすることができます。

質問するときには、以下の4つのポイントに注意しましょう。

• 1つか2つだけ聞く。

1つか2つだけ聞くとは、質問をするときには、一度にたくさんの質問をしないことです。一度にたくさんの質問をすると、相手に負担をかけたり、混乱させたりする可能性があります。1つか2つだけ聞くことで、相手に質問に集中して答えてもらうことができます。1つか2つだけ聞くことで、質問の回答を確実に受け取ることができます。

• 目的を明確にする。

目的を明確にするとは、質問をするときには、自分が何を知りたいのか、何を伝えたいのかを明確にすることです。目的を明確にすることで、質問の内容や形式を適切に選ぶことができます。目的を明確にすることで、質問の回答に対する自分の評価や判断をしやすくすることができます。

• 要素分解する。

要素分解するとは、質問をするときには、相手の話を構成する要素に分解して、それぞれについて質問することです。要素分解することで、相手の話の全体像や詳細を把握することができます。要素分解することで、相手の話の論理性や妥当性を検証することができます。

• 漏れなく伝える。

漏れなく伝えるとは、質問をするときには、自分の質問の内容や意図を相手に完全に伝えることです。漏れなく伝えることで、相手に質問の意味や目的を理解してもらうことができます。漏れなく伝えることで、相手に質問の回答を正確に答えてもらうことができます。

言語化する

言語化するとは、自分の考えや感情を言葉にすることです。言語化することで、自分の考えや感情を整理したり、共有したりすることができます。言語化することで、自分の自己表現や自己理解を高めることができます。言語化するためには、以下のことに気をつけましょう。

• 電話は言語化するコストを相手に払わせる行為。

電話は言語化するコストを相手に払わせる行為とは、電話で話すときには、相手に自分の考えや感情を言葉にして伝えることを求めるということです。電話で話すときには、相手の表情やしぐさなどの非言語的なメッセージが見えないため、言語化することが重要です。電話で話すときには、自分の考えや感情を言葉にして伝えることで、相手に自分の意図や状況を理解してもらうことができます。

• 再定義する。

再定義するとは、自分の考えや感情を言葉にするときには、自分の使っている言葉の意味やニュアンスを変えることです。再定義することで、自分の考えや感情をより正確に表現することができます。再定義することで、自分の考えや感情に対する自分の認識や評価を変えることができます。例えば、「〇〇ではなく△△」という言い方は、自分の考えや感情を否定的なものから肯定的なものに変えることができます。

まとめ: 以上が社会的知性を高める5つのポイントです。社会的知性とは、IQや学力や偏差値などの知性と違い、数字では測れないものですが、社会生活において、自分や他者の感情や思考を理解し、適切にコミュニケーションをとるうえでは重要です。社会的知性が高い人は、対人関係やチームワークにおいて、協調性や柔軟性を発揮し、問題解決や目標達成に貢献できます。

(続き)社会的知性とは?②

https://adhdmanm.hatenablog.com/entry/2023/11/14/103801

阿川佐和子『聞く力』の要約について

  この本は、会話の重要性や技術を伝えることが目的です。著者は、テレビやラジオの司会者として、多くの人と会話をしてきた経験をもとに、会話のコツや魅力を紹介しています。会話は、人間関係や自己表現に欠かせないものですが、意外と難しいものでもあります。この本を読むことで、会話のスキルを向上させ、相手とのコミュニケーションを楽しむことができるようになります。

     この本は、以下の4つのポイントに分かれています。

①会話の魅力

会話は、言葉だけでなく、非言語的な表情やしぐさによっても相手の感情が読み取りやすいものです。会話をすることで、相手の考えや気持ちを知ることができ、自分の感覚や感性を磨くことができます。会話は、人と人とのつながりを深めることができる素晴らしいものです。

②相手に対して誠意を示す

会話をするときには、相手に対して誠意を示すことが大切です。特に、初対面の相手に対しては、「聞く」ということがおそろかになりがちです。自分の話に興味がない人は、信頼できない人と感じられます。会話は生もので、事前に何を話すかを決めすぎないことが重要です。相手の話に耳を傾け、自分の話も適度に挟むことで、会話のバランスをとることができます。

③相手の内面を決めつけない

会話をするときには、相手の内面を決めつけないことが大切です。自分の価値観を相手に押し付けてしまうことがあるからです。相手の話を聞くときには、自分の先入観や偏見を捨てて、オープンマインドで臨むことが必要です。相手の話に対して、理解や共感を示すことで、相手の心を開くことができます。

④聞き方のテクニック

会話をするときには、聞き方のテクニックを使うことが有効です。例えば、相槌やオウム返し質問などです。相槌は、「ちゃんと聞いてますよ」という合図や「もっと聞きたい」という促しのサインとして使えます。オウム返し質問は、驚いた時によく使えます。例えば、「今日、数学のテストで30点取っちゃってさ?」に対して「30点?!」という具合で、「どういうこと?」詳しく教えて欲しいという意味になります。相手はさらに詳しく説明してくれるという効果があります。

  この本は、会話の重要性や技術を伝えることが目的です。会話は、人と人とのつながりを深めることができる素晴らしいものですが、意外と難しいものでもあります。この本を読むことで、会話のスキルを向上させ、相手とのコミュニケーションを楽しむことができるようになります。会話のコツや魅力を知りたい人におすすめの本です。

見えざる手の自然システムへの適用:見えざる手が地球の環境や生命の進化に与えた影響とは?

要約:

基本的に見えざる手は経済学の用語だが、地球の自然のシステムに当てはめて考えてみると、

見えざる手は、地球誕生から増え過ぎた二酸化炭素を減らすために植物を創造した。
されど減らしすぎた二酸化炭素を増やすために
動物を創造した。
なかなか増えない二酸化炭素を増やすためにさらに火を扱う人間を創造したと思う。

f:id:tanakh321:20231111182316j:image

本題:

見えざる手(自然の摂理)は、地球の環境や生命の進化において重要な役割を果たしてきたということだ。

この主張の理由と根拠は、見えざる手とは、市場の自由競争によって個人の利益追求が社会全体の利益につながるという経済学の用語であるが、それを地球の自然システムに当てはめると、地球の自己調整機能によって生物の多様性や生態系のバランスが保たれるという考え方になるからである。

具体例を挙げてみよう。地球誕生から約46億年前には、大気中の二酸化炭素の濃度は現在の約200倍であったが、見えざる手は、二酸化炭素を減らすために植物を創造した。植物は光合成によって二酸化炭素を吸収し、酸素を放出することで、大気の組成を変えた。しかし、二酸化炭素が減りすぎると、温室効果が弱まり、地球が寒冷化する恐れがあった。そこで、見えざる手は、二酸化炭素を増やすために動物を創造した。動物は呼吸によって二酸化炭素を排出し、酸素を消費することで、植物と逆の働きをした。しかし、動物だけでは二酸化炭素の増加が遅かった。そこで、見えざる手は、さらに火を扱う人間を創造した。人間は火を使って燃料を燃やし、二酸化炭素を大量に発生させた。人間はまた、工業化や都市化によって二酸化炭素を増やす活動を続けた。これらの例は、見えざる手が地球の環境や生命の進化において重要な役割を果たしてきたことを示している。

この過程を比喩で表現すると、見えざる手は、地球の温度を調節するサーモスタットのようなものであると言える。見えざる手は、二酸化炭素の濃度が高くなりすぎると、それを下げるために植物を作り、二酸化炭素の濃度が低くなりすぎると、それを上げるために動物や人間を作った。見えざる手は、地球の温度が適切な範囲に保たれるように、生物の種類や数を調整した。見えざる手は、地球の自然システムの中で、最も重要な役割を担っていると言える。

以上のように、見えざる手という概念は、地球の環境や生命の進化において重要な役割を果たしてきたというのが私の主張である。見えざる手とは、市場の自由競争によって個人の利益追求が社会全体の利益につながるという経済学の用語であるが、それを地球の自然システムに当てはめると、地球の自己調整機能によって生物の多様性や生態系のバランスが保たれるという考え方になる。見えざる手は、二酸化炭素の濃度を調節することで、地球の温度を適切に保ち、生命の発生や進化を促した。見えざる手は、地球の温度を調節するサーモスタットのようなものであると比喩できる。

見えざる手は、地球の環境や生命の進化において重要な役割を果たしてきた。

日本と海外の道徳意識のズレと障害者支援のあり方

f:id:tanakh321:20231111085908j:image

日本と海外の道徳意識のズレは障害者支援のあり方に顕著に現れる。日本の道徳は24時間テレビに象徴されるように、なぜその人が困っているのかの背景を理解せず、「困っている人をとりあえずみんなで助けましょう」という考え方に基づいている。海外の道徳は「困っている人がいたら、その人の困っている原因を分析して、その人に本当に必要な支援を行う」という考え方に基づいている。この違いは、障害者支援の目的や手段に大きな影響を与える。

具体例を挙げてみよう。日本では、障害者支援は主に慈善活動やボランティア活動として行われることが多い。障害者は社会から孤立していると見なされ、同情や哀れみの対象となる。障害者支援は障害者の生活を少しでも楽にするために行われるが、障害者の自立や社会参加を促すことはあまり考慮されない。障害者支援は障害者に対する恩恵として与えられるが、障害者に対する権利として認められることは少ない。一方、海外では、障害者支援は主に人権活動や政策活動として行われることが多い。障害者は社会の一員と見なされ、尊敬や尊重の対象となる。障害者支援は障害者の能力を最大限に発揮させるために行われるが、障害者のニーズや希望を尊重することも重視される。障害者支援は障害者に対する権利として要求されるが、障害者に対する恩恵として感謝されることもある。

 

この違いを比喩で表現すると、日本の道徳は障害者を「壊れたもの」と見なし、修理するか捨てるかの選択肢しかないと考える。海外の道徳は障害者を「違うもの」と見なし、適応するか変えるかの選択肢を与えると考える。日本の道徳は障害者に対して「同情する」ことを重視するが、海外の道徳は障害者に対して「共感する」ことを重視する。

しかし、この主張に対して疑問を持つ人もいるだろう。日本の道徳は本当に障害者に対して無理解で無関心なのか。海外の道徳は本当に障害者に対して理解的で関心深いのか。日本の道徳は障害者の自立や社会参加を全く考えていないのか。海外の道徳は障害者の生活や幸福を全く考えていないのか。これらの疑問に対して、私は次のように反論する。 日本の道徳は障害者に対して無理解で無関心というのは、統計的な事実に基づいている。日本では、障害者の就労率や教育水準、所得水準などが低く、障害者差別や虐待などの問題が多く発生している。日本では、障害者の権利を保障する法律や制度が不十分であり、障害者の意見や要望が政策決定に反映されることが少ない。日本では、障害者の存在や活動がメディアや社会に十分に紹介されることが少なく、障害者の多様性や個性が認識されることが少ない。これらの事実は、日本の道徳が障害者に対して無理解で無関心であることを示している。 海外の道徳は障害者に対して理解的で関心深いというのは、国際的な評価に基づいている。海外では、障害者の就労率や教育水準、所得水準などが高く、障害者差別や虐待などの問題が少なく発生している。海外では、障害者の権利を保障する法律や制度が充実しており、障害者の意見や要望が政策決定に積極的に反映される。海外では、障害者の存在や活動がメディアや社会に広く紹介され、障害者の多様性や個性が尊重される。これらの評価は、海外の道徳が障害者に対して理解的で関心深いことを示している。

日本の道徳は障害者の自立や社会参加を全く考えていないというのは、実際の状況に基づいている。日本では、障害者は社会から隔離された施設や病院に入れられることが多く、社会との交流や貢献の機会が奪われる。日本では、障害者は社会の一員として扱われず、特別な配慮や支援を受ける対象として扱われる。日本では、障害者は自分の意思や選択を尊重されず、他人や社会の期待や規範に従わされる。これらの状況は、日本の道徳が障害者の自立や社会参加を全く考えていないことを示している。

以上のように、日本と海外の道徳意識のズレは障害者支援のあり方に顕著に現れる。日本の道徳は障害者に対して無理解で無関心であり、障害者支援を表面的で感傷的なものとして行っている。海外の道徳は障害者に対して理解的で関心深く、障害者支援を実質的で合理的なものとして行っている。この違いは、障害者の人権や尊厳、幸福や自己実現に大きく影響すると考えられる。

女性にモテるにはまず褒め上手、聞き上手になること

 

 これはとある友人から聞いた話だが、女性は褒め上手の男を好む傾向にある。つまり、女性にモテるには褒め上手になること。そして、褒め上手になるにはまずは聞き上手になることだ。これは、女性は褒められたい生き物だからだ。相手の話を真剣に愛情を持って聴くことで、相手の仕草や興味関心がわかってくるからだ。

  女性は褒められたい生き物だというのは、心理学的にも説明できることだ。女性は男性よりも自己評価が低く、自信がない傾向があるという研究がある。そのため、女性は自分の価値や魅力を認めてもらいたいという欲求が強いのだ。褒められることで、女性は自分の存在意義や幸福感を高めることができるのだ。 相手の話を真剣に愛情を持って聴くことで、相手の仕草や興味関心がわかってくるというのは、コミュニケーションの基本である。聞き上手になることで、相手の話に対する理解や共感を深めることができる。また、相手の話を聴くことで、相手の性格や好み、趣味や夢などがわかってくる。これらの情報は、相手を褒めるときに役立つのだ。  

    例えば、女性が自分の仕事や家事について話しているとき、相手の話を聴くだけでなく、相手の感情や考えに寄り添うように話すことが大切だ。相手の話に共感したり、質問したり、励ましたりすることで、相手は自分の話に興味を持ってくれていると感じるだろう。そして、相手の話から、相手がどのような仕事をしているか、どのような家事をしているか、どのような困難や成功を経験しているかなどがわかってくる。これらの情報をもとに、相手の仕事や家事に対する努力や成果、能力や才能、美しさや優しさなどを褒めることができるのだ。

 以上のように、女性にモテるには褒め上手になることだということがわかったと思う。そして、褒め上手になるにはまずは聞き上手になることだということもわかったと思う。これは、女性は褒められたい生き物だからだ。相手の話を真剣に愛情を持って聴くことで、相手の仕草や興味関心がわかってくるからだ。これらの情報をもとに、相手を適切に褒めることで、相手の心を掴むことができるのだ。女性にモテるためには、聞き上手になることが第一歩なのだ。

ということで、自分も聞き上手、褒め上手になるべくこれから実践していきたい。

欧州の概念:現代世界における役割と課題

f:id:tanakh321:20231109145532j:image

参照:『2030年の世界地図』落合陽一著

現代社会を形作る多くの概念は、欧州で誕生した。その中で、民主主義や基本的人権などの重要な原則は、最たる例と言える。これらの概念は欧州から発端し、世界中に広まり、国際的な共通の価値観として確立された。ただし、欧州の概念が無批判に世界で受け入れられたわけではない。特に、新興国、特にアメリカや中国は、独自の概念を持ち、欧州のアプローチに抵抗した。同様に、インドなどのグローバルサウスの国々も、欧州の概念に頼ることなく、自己主張を行ってきた。これらの国々は、経済、軍事、科学、技術などの分野で欧州に追いつき、時には追い越すことで、世界の覇権を争う存在となった。

現在、米国と中国は、世界における第一・第二の大国勢力として、対立と競争を続けている。アメリカの超大国としての地位と、中国の経済的成長と国際的な影響力は、国際政治における主要な要因となっている。一方、欧州はこの競争の中で再び第三の大国勢力としての地位を確立しようとしている。その手段として、欧州は持続可能な開発目標(SDGs)を積極的に推進し、国際的なルールメーカーとしての役割を担おうとしている。これにより、欧州は新たな世界秩序の構築に向けて重要な役割を果たし、世界の平和と安定に貢献することを目指している。

しかし、欧州の概念が世界に普及し受け入れられる過程は容易ではない。特に、ウクライナ情勢において、ロシアが欧州の概念に反発し、侵攻を続けている現実がある。欧州は、ロシアに対する制裁措置やウクライナへの支援を行ってはいるが、その効果は限定的である。さらに、グローバルサウスの国々も、自身の立場や利益を主張し、欧州の概念に依存せずに行動している。欧州は、これらの国々との協調や対話を深め、欧州の概念の普及と受容を促進する必要がある。欧州の概念が世界の多様性や複雑性に適合できるかどうかが、今後の重要な課題となるであろう。

男女の出会いと見えざる手と中島みゆきの「糸」


www.youtube.com

https://youtu.be/78UwqbJnI18?si=GRh2GFvpqzJ9RoND

 

男女の出会いを「見えざる手」と比喩するアイデアは、中島みゆきの「糸」の歌詞とも調和するであろう。この比喩は、出会いや恋愛関係における心理的プロセスと市場経済の概念との間に類似性を示唆し、中島みゆきの歌詞に込められた「糸」のテーマとリンクさせることができるであろう。

男女の出会いを「商品」としての選択と比較することは、その本質を探るための価値があるアプローチであるであろう。男性と女性が出会いを模索する際、彼らは異なる心理的アプローチを取ることがあり、まるで商品を選ぶ際の選択プロセスに似ていると言えるであろう。男女が出会う場面で、自身が求める条件を商品の特性と比較し、それに基づいて判断を下すであろう。

男性は一般的に減点方式を採用し、最初の印象が期待に添えない場合、相手を早々に切り捨てることがあるであろう。このアプローチは、商品を選ぶ際に特定の特性や機能が期待に応えない場合、購買意欲が低下する現象に似ているであろう。一方で、女性は加点方式を採用し、相手の魅力や共通の興味を見つけることで、感情が徐々に育まれるであろう。このアプローチは、商品の評価が初めは低くても、良い点が見つかれば評価が上昇する消費者の行動に似ているであろう。

「糸」の歌詞にも、糸が切れそうになりながらも、再び繋がるというテーマが含まれており、出会いや関係においても、初めは減点方式に従って判断を下すこともあるが、時間と共に新たな共通点を見つけ、感情が糸のように再び繋がる瞬間があるであろう。

男女の出会いにおけるこのアプローチの違いは、市場メカニズムと「見えざる手」の概念に酷似しており、出会いが市場の一部として機能し、相互の選択と評価が恋愛や関係の成立に影響を与える一例であるであろう。男女が出会いを通じて相互に関係を築いていく過程で、異なる心理的アプローチが影響を与えているであろう。この比喩を通じて、中島みゆきの「糸」の歌詞とも絡めながら、出会いの複雑さと多様性を理解する一助となるであろう。